冷え性改善のため水分を控えたことが冷えの原因に

冷え性改善のため水分を控えたことが冷えの原因に

 

冷え性改善のため水分を控えたことが冷えの原因に

冷え性は単に手足の先が冷えて寒い思いをするだけでなく、全身をめぐる血液やリンパ液の流れを滞らせさまざまな弊害をもたらします。

めぐりの悪い状態は代謝機能の低下を引き起こすため、体内の余分な水分が排出されないことによって顔や足にむくみが生じます。

代謝の低下で身体にあらわれる最もわかりやすい症状の一つがむくみであることから、出来るだけ水分を控え身体を冷やさないためにも冷たい飲み物は避けるほうが冷え性改善にとっても良いと考えがちです。

水分を取らないで冷え性になった女性
ところが良かれと思って実行した水分控えめ生活が原因となって水分不足を招いてしまい、それがかえって冷え性を悪化させて手足の冷えを強めてしまうばかりか、全身のめぐりを悪くして代謝を低下させむくみや便秘を引き起こす要因になるとみられています。

特に便秘を悪化させるという点で顕著な影響として出て来ることが知られており、必要な水分が得られなくなったことで元々水分が少ない便がさらに腸内で水分が吸収される事態から便が余計に固くコロコロとした状態となってしまって腸内に留まりやすくなり、スムーズな排出が妨げられることにもなりかねません。

冷え性改善のために実施した水分控えめ生活が冷えによる代謝低下に加え便秘悪化を助長してしまうこともあって、夏場と違って意識して水分を摂る習慣が休止状態となっている冬場こそ、適切な水分補給が必要となって来ると言われます。

冷える季節は温かい飲み物による水分補給でもトイレが近くなってしまうことがネックとなり、いっそう水分を摂ることを控えてしまうケースがありますが、それ自体が冷え性改善の妨げとなるため適切な水分補給を心掛けなくてはなりません。

水分を控えすぎてしまったことが原因で冷え性改善がかえって上手く行かなくなる理由を多少なりとも把握して真の改善に繋げて行くことが大切です。

水にはそれ自体に身体を温める作用が備わっていると言われ、その点も知っておく必要があります。

 

真の冷え性改善は原因である水分不足の解消から

冷え性改善の妨げとなっている真の原因は水分不足と言われていますが、温度の高いお茶などではなく体温より低い水であっても冷え性改善に役立てられることが可能という理由の一つに、体内の熱生産の仕組みが挙げられています。

水を飲んでそれが体内に入ると身体のほうが冷えてしまわないようにと熱生産量をアップしそれによって身体が温まって来るとされます。

水を飲むことで自律神経で体内活動を活性化する交感神経が刺激されるため、基礎代謝が約30パーセント向上するといった研究結果も報告されており、基礎代謝アップは老廃物を分解し排出を早める代謝そのものを促すことからむくみや便秘の解消にも繋げられます。

さらに冷えの原因の一つとなっている全身の血流の滞りは血液そのものの粘度が高くなっているドロドロ血の状態であることから、適切な水分摂取は血液サラサラを助けることにも繋がります。

水を飲むことで体内の熱生産量をアップして代謝を高め血液サラサラにも役立って冷え性改善に向けて有効になって来るとは言え、適量以上の水分を摂取してしまうとかえって逆効果になるため、自分自身の体質やライフスタイルなどから適切な摂取量を把握しておく必要があります。

冷え性改善のために適量の水分を摂取した上で大切になって来るのが適度な運動で、それを怠ってしまうと体内に余分な水分が溜まってしまい、余計に冷えが悪化する心配があります。

目安として毎日1~2リットル以上の水分を補給することで体内に溜まっている老廃物を排出させることに役立つとされていますが、あまり身体を動かさない状態でせっせと水分補給だけを行うと水分そのものが代謝されなくなって来ます。

水分不足と水分過多を招かないための自分自身の適量や摂取方法を知ってこそ、効果的な冷え性改善策となります。