ボトル式 or 水道直結(ノンボトル)式

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水道水のこと知っていますか?

私たちが日常生活で何気なく使用している水道水ですが、水道からきれいな水が出るというのは世界的に見ても決して多いわけではなく、私たちの生活はその恩恵を大いに受けているといえます。

一方で私たちは、その存在があまりにも当たり前になってしまったことから水道水について多くを知りません。そこで今回は、私たちの生活を根底から支えている水道水の詳細について解説していきたいと思います。

日本の水道水と水道設備

日本の水道設備普及の歴史

水の存在は古くから人類の生活にとって不可欠であり、約2300年前の古代ローマで上水道の普及を目的とした水道橋が建設されたことはよく知られています。しかしながら、この時代の上水道は近代水道とは異なるものでした。

現在の日本における水道設備の起源として近代水道が登場したのは、1887年にまでさかのぼることができます。これは、当時海外から船舶を受け入れていた横浜にて、コレラをはじめとした伝染病が蔓延するのを防ぐために建設がすすめられたもので、その後函館や長崎にも同様の近代水道が建設されたことで、徐々に全国へと普及していきました。

その後、日本では太平洋戦争などの影響で一時的に近代水道の普及率は低下したものの、高度経済成長期以降、再びその普及率は上昇し、2011年には普及率97.5%を記録し、世界的に見ても突出した高さを誇るようになったのです。

水道水の品質

国民生活レベルでの普及が始まったそもそもの理由がコレラなどの伝染病の蔓延を防ぐためだったことからも分かる通り、水道水の普及は飲み水としての利用だけでなく、国民の健康維持をも目的としていたため、水道水の品質は当初からよい状態であることが求められました。

そのため、日本では早い時期から浄水場の建設などが進められ、現在では水道水から伝染病に感染するといった事例は極めて少なく、どこにいてもほぼ問題なく水道から出る水を飲めるようになりました。

このように水道水をどこにいても問題なく飲める国は、世界的に見ても十数か国しか存在せず、その点からも日本の水道水の品質のよさは明白でしょう。

水道水の安全性と危険性

それでは、水道水の安全性と危険性についてもう少し掘り下げて考えてみましょう。

水道水は絶対に安全?

根本的な日本の水道水の安全性の高さは、水道法による厳しい管理と水道事業者の安全性に対する高い意識がその根幹を支えています。一方で将来的な危惧も含めれば、今後も変わらず水道水が安全であり続けるとは必ずしも断言できません。

例えば、水道水は基本的に浄化する際には塩素を使用するため、蛇口から出てくる段階では間違いなく塩素が含有された状態となっています。塩素はプールなどでも使用されていることからも分かる通り、少量であれば口にしても特に問題はないものの、日常的に口にしていると、必ずしも健康への影響はないとはいい切れません。

特に塩素と水の中に含まれる有機物が反応して発生する「トリハロメタン」という成分は発がん性物質としても知られており、大量に摂取することでがんの原因となるともいわれています。

また、水道水の安全性について考える上では水道管などの水道設備の老朽化についても考慮しなければなりません。

一般的に水道管の耐久年数は40年程度といわれていますが、現在使用されている水道管の多くは高度経済成長期に設置されたものであるため、そのほとんどが耐久年数に差し掛かっています。現在も水道管の交換工事は全国で行われていますが、耐久年数に差し掛かった水道管の数はあまりにも多く、交換が間に合わなかった水道管では内部の腐食などにより水道水にも影響が生じるかもしれません。

これら以外にも、水道水の品質の高さは、水道事業者の意識という、いつ何時変化が生じてもおかしくないものによって支えられているため、安全性の高さがいつまでも続くと考えることは危険といわざるを得ないでしょう。

水道水に適している使い方・適していない使い方

それでは、水道水の使い方によって生じる私たちへの影響について考えてみましょう。

上述したように、水道水の品質が将来的に悪化する可能性は否定できないものの、現状では過度な心配をする必要はないでしょう。そのため、風呂や洗濯、トイレなど、飲用以外の目的で水道水を日常的に利用するのは特に問題ありません。

一方で、日常的な水道水の飲用では上述したようにトリハロメタンなどの有害物質の影響が表れる可能性もあるため、決して安全であるとはいい切れないのです。また、例えば水道管の老朽化などにより、突然水道水の品質が悪化した場合、真っ先にその影響が表れるのは日常的に水道水を口にしていた人となるため、そのような意味でも、少なくとも毎日水道水を口にするというのは避けたほうがよい場合もあります。

このように水道水の安全性は、その使い方によっても異なるため、水道水全般として安全あるいは危険であると決めつけるのではなく、どのような使い方に水道水が適しているのかを考えたほうがよいでしょう。

地域ごとの水道水事情

上述した通り水道水の普及率などは地域によっても大きく異なります。続いては、日本の水道水事情と世界の水道水事情を見てみましょう。

日本の水道水事情

水道水の水日本における近代水道の普及は19世紀から始まり、戦後の高度経済成長期にその普及率が世界有数といえるレベルまで急激に高くなったことは上述のとおりです。

日本の水道水事情がここまで恵まれている根本的な理由としては、日本が島国であり、通常の降雨だけでなく、台風や雪が多く、水源が確保しやすいという点があげられます。これは、日本全国に存在するダムの貯水率が、猛暑においても完全に枯渇してしまう恐れがないことからも明らかでしょう。

また、日本には森林と地下水が多く、天然の水源と森林による浄水機能がうまく相互作用しているのも忘れてはなりません。これらの事実が日本の水道水事情を陰で支えていることはいうまでもないでしょう。

井戸水だけで生活ができる一部地域を除き、日本では約97%の地域で水道が普及していますが、法律では水1リットルに対し、塩素を0,1ミリグラム以上入れなければならないことが決められています。また、各地の水道事業者はこの法律を順守しており、その点もまた、日本の水道水事情によい影響を与えています。

水道事業者が高い意識のもと法律を順守しているのは、日本において「水俣病」や「イタイイタイ病」など、水道水を感染源とする公害が一部地域ではあるものの蔓延した理由も挙げられるでしょう。このような公害によって得た教訓が今日の日本の水道水事情を支えているというのも忘れてはなりません。

一方で、世界的に見ても水道水事情において恵まれた立場にいる日本ですが、近年では水道水を直接口にすることに抵抗を感じるという人が増えているという事実も看過できません。とある調査では、水道水を浄水器やポットなどを使用せず、そのまま飲むという人は全体の4割しか存在しないという結果も報告されており、そのような事実は世界的に見て日本の水道水は安全性が高いという事実とは相反しているといわざるを得ないでしょう。

世界の水道水事情

世界の水道日本のように問題なく水道水を口にできる国は、世界で十数か国しか存在しないことからも分かる通り、水道の普及は全世界において決して当たり前ではありません。

例えば、水道の普及率が低いというイメージも強いアフリカでは、貴重な水源のひとつであるナイル川流域のエジプトなどの国々では比較的高い水道普及率を誇る一方、アフリカ全土における水道普及率はやはり低く、雨水や少ない湧き水に依存している地域もあります。また、上水道普及率がほぼ100%に達しているエジプトなどの国々でも、水道水を直接口にすることはほとんどなく、その恩恵はトイレなどの一部の設備でしか受けていません。

また、水道水事情には政治的な問題が絡んでくるケースもあります。ユーラシア大陸の中心部に位置し、アジアでは中国、インドに次いで3番目に広い面積を持つカザフスタンでは、砂漠地帯が多いという地理的特徴がある反面、周辺には水源にすることも可能な主要河川が8つも存在します。

しかしながら、カザフスタンはロシア、中国、キルギスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンといった多くの国々と接しているため、地理的な特徴とは裏腹に水源を確保するのが難しくなっているのです。都市部を除いた水道の普及率は80%以下で、中には計画断水を行わざるを得なかったり、夜間には完全に水道が止まったりする地域も存在し、水道管の破裂なども頻繁に発生していることから、その環境は劣悪といわざるを得ません。

一方で、先進国であっても日本とは大きく異なる水道水事情に悩まされている国も存在します。

オーストラリアは、日本と同様の島国であり、自然も多いイメージが強いため、その水道水事情は恵まれていると考えがちです。しかしながら、オーストラリアの本土は18%が砂漠であるという事実があるだけでなく、夏場は著しい乾季となるため、慢性的な水不足に悩まされているという事実が存在します。

その影響としてオーストラリアでは4段階の給水制限システムがあり、そのレベルによっては庭の水まきに水道水を利用してよい時間が1日2時間に制限されるといったことも珍しくありません。また、給水制限の影響を受けていなくても、オーストラリア国民は「シャワーは1人4分まで」、「庭にスプリンクラーを設置しない」、「洗車にホースを使用しない」といった点を心掛けており、節水に対する意識の高さからも、水道水事情が決してよくないのが窺われます。

このように、水道水事情は発展途上国だけでなく、先進国においても切迫した問題となっているケースは少なくないため、その点からも我々日本人が恵まれた立場にいるのは明らかでしょう。

水道水とそれ以外の水の違い

世界的に見て水道水事情が恵まれている日本においても、水道水を口にするのに抵抗を感じている人が多いことは上述のとおりです。それでは、水道水よりも体によく、安心して飲める水はないのでしょうか?

ペットボトルの水

ペットボトルの水現在ではペットボトルに入った水はコンビニや自販機でも簡単に購入ができ、水道水を口にすることに抵抗を感じるという方の中には、毎日ペットボトル入りの水を購入しているという方も多いかもしれません。

単にペットボトル入りの水といっても、それらはミネラルウォーターや天然水、あるいは国産や輸入物など、さまざまな特徴があります。特に輸入物のミネラルウォーターの場合は、日本の水道水とは大きく異なる硬度が高いといった特徴を持っている場合も多く、その点は水道水にはない大きなメリットといえるでしょう。

一方でペットボトル入りの水は、水道水に比べて高価であるからといって必ずしも安全性が高いわけではありません。特に輸入物のミネラルウォーターの中には、輸送過程でカビなどが発生し、販売中止や回収などがされることも決して少なくはありません。そのため安全性の高さを求めて、水道水ではなくペットボトル入りの水を飲むというのは、そのコストの違いから考えても決して理に適っているとはいえないでしょう。

湧き水

天然の水源に恵まれている日本では、一部の地域に限られるものの湧き水を無料で採水できる場所があり、それらを水道水の代わりに飲用として利用するという方法も考えられます。

しかしながら、湧き水の水質は自然の浄水機能頼みという点で、水道水ほどの信頼はできないでしょう。特に湧き水の場合は、土壌汚染の影響を受けやすいだけでなく、仮に水質汚染や細菌が発生したとしても、目視によって分かるほどの変化は発生しないため、人体への悪影響が生じる危険性は水道水以上といわざるを得ません。

また、湧き水を個人で汲み取り生活に利用するのは、手間の多さなどから考えても現実的とはいえないでしょう。そのため、湧き水が水道水の代わりになることはほぼあり得ません。

井戸水

かつての日本では多くの家庭で井戸が掘られ、さまざまな面で井戸水が生活を支えていました。また、井戸水には水道水よりも冷たいなどの特徴がある点から、一部地域では今でも井戸水が使用されています。

しかしながら、井戸水に関しても湧き水と同様に、その水質は自然の浄化機能に依存しているため、決して安全とはいい切れません。特に現在では井戸を掘り生活に使用するためには、保健所や水源センターなどによる水質調査が不可欠となっており、その点からも井戸水の安全性の限界が分かるでしょう。

そのため、井戸水に関してもその使用用途は飲用以外に限られ、水道水以上に飲み水として適しているということはありません

ウォーターサーバーという選択肢

以上のことから、水道水以上に飲み水として適している水はないように思われます。しかしながら、ここ数年でメジャーな存在になりつつあるウォーターサーバーは、飲み水として水道水に替わるだけのポテンシャルを秘めているといえるでしょう。

ウォーターサーバーと水道水の違い

ウォーターサーバーへの注目度が高まりつつある昨今では、各社がウォーターサーバー事業へ参入しており、その種類も多岐にわたるようになりました。中でも飲用としての安全性について考える際には、ウォーターサーバーの水の採水地をよく比較するべきでしょう。

ダムに溜められた水を浄化した水道水とは違い、ウォーターサーバーに使用される水の多くは天然水です。中でも国内の採水地で生産された水の場合、輸入物のミネラルウォーターのようにカビなどが発生する危険性は極めて低く、その安全性は水道水に匹敵するか、それ以上といっても過言ではありません。

また、ボトル式のウォーターサーバーでは、利用者が業者からボトルに入った水を購入することとなりますが、このボトルは1本当たり15リットル程度の容量があるため、業者側にとってはペットボトル入りの水を販売する場合に比べ客単価をあげられるというメリットがあり、500ミリリットルに換算した場合の価格はペットボトル入りの水よりも安いことがほとんどです。そのため、水道水よりは高いものの、ペットボトル入りの水より安い値段で購入できるという点でもウォーターサーバーには大きなメリットがあるといえるでしょう。

水道直結のウォーターサーバーもある!

また、最近では水道に直結するタイプのウォーターサーバーも登場しています。このタイプのウォーターサーバーでは、サーバー自体のレンタル料が発生することはあるものの、水そのものの値段は水道水と同等であるため、より安全性の高い水道水が飲めるという点で大きなメリットがあるでしょう。

まとめ

ここでは水道水の安全性や、世界における水道水事情などについて解説してきました。日本における水道水事情は世界的に見ても高水準である一方、水道水をそのまま口にすることに抵抗を感じている方は少なくありません。

ウォーターサーバーはそのような方の受け皿として今後も普及していくことが予想され、家庭における導入を考えてみる価値は十分にあるでしょう。