子どもだけじゃない!?大人も知っておきたい「正しい生活習慣」の事

 

大人も子供も大切な「正しい生活習慣」

近年、子どもの生活習慣の乱れが指摘されることもありますが、正しい生活習慣で生活するためには大人が教えてあげることが大切です。そのためには大人がきちんとした習慣を知り実践しお手本となることが必要です。

近年、子どもの基本的な生活習慣が乱れてきていることが指摘されています。
主な生活習慣の乱れとしては就寝時間が遅くなっていることが問題視されています。
年齢によって理想とされる睡眠時間は異なるものの、12歳までの子供が朝7時に起きる場合は、20時から21時には就寝していなければなりません。

しかし、問題視されているのは22時以降に就寝している子どもが増えていることなのです。

基本的な生活習慣は幼い頃の生活が基盤となり身に着けられるものですが、実践しなければならないのは子どもだけではありません。
小さい子は大人のことを良く見てまねをしているものです。

子供の理想とする生活習慣を教えるためには、大人が正しい生活習慣を知っていることが大切です。 今回は正しい生活習慣を身に着けるためのコツをご紹介します。

 

「正しい生活習慣」とは?身についていない場合の影響

子どもが健全に成長していくためには小さいうちに「正しい生活習慣」を身につけることが大切です。 生まれたばかりの子供は、当然何も知りません。 知らないことは、保護者を中心とし、周囲の大人が子どもにしっかりと教えることが必要です。

教えるためにはまずは大人が正しい生活習慣を知っていなければなりません。

では正しい生活習慣とは何なのでしょうか。

生活習慣
まず、正しい生活習慣の基本はバランスの良い食事と適切な運動、十分な休養・睡眠です。 運動は体力の向上だけではなく、精神面にも大きな影響を及ぼすものです。 適切な運動をする習慣が身についていれば心身ともに健全に発達することができます。 ただ運動していれば良いだけではなくご紹介したように、食事や休養、睡眠などを適切にとることも大切です。

現代は食生活に関する健康問題も多くなってきています。 食生活の基盤を作るのも幼児期の食事が重要です。

味覚は幼児期に作られていくため、この時期に味の濃いものや甘いものばかり好むような食事を摂っていると、
大人になってもそのようなものばかり好んで食べてしまう原因になりかねません。

また、生活リズムも幼いころから作られていくので、小さいころから夜更かしをする生活を送っていると
後から直すことは難しいものです。

この他にも、排泄や清潔、衣服の着脱など生きていくために必要なことも身につけなければならない生活習慣ですし、
挨拶することや約束は守ることなど社会のルールやマナーなども社会で生活していくために欠かせない生活習慣です。

これらの正しい生活習慣に基づいた生活リズムができない場合は、成長していくうえで様々な影響が出てしまいます。 大人は無意識に決まった時間に食事をして睡眠をとり、手洗いうがい、歯磨き、入浴、衣服の着替えで清潔を保っているものです。

しかし、これらは子供にとっては「当たり前のこと」ではないのです。
大人が根気強く教えていかなければ身につかず、過ごしていくことになってしまいます。
生活リズムの乱れが子供に及ぼす影響は自律神経が乱れ、日中の活動する時間に元気がなくなってしまったり、 感情のコントロールがうまくできなくなってしまったりすることなどがあげられます。

また、バランスの良い食事を摂る習慣が身についていないと
好き嫌いの激しい子になり、生活習慣病の原因となることもあるのです。

 

正しい生活習慣を教えていく上で大切なこととは

ご紹介したように正しい生活習慣が身についていない場合は健康面でも生活面でも、悪影響があるものです。
子どもが健全に育つために必要なことであれば、親としてはなるべく早く身につけることができるようにサポートしてあげたいと思うものです。
しつけは大切ですが、子どもは月齢や年齢によって発達が大きくことなり、同じ年齢でも個人差は大きくあります。
なかなか身につかないと親の気持ちとしては焦りが出てきてしまう時もあるものです。
ただし焦りからただ、無闇に注意するだけではなかなか身につかないこともあります。

では、正しい生活習慣をみにつけるためには、どのようなことが大切なのでしょうか。

まず、大切なのは子どもはの「やってみたい」という意欲を大切にすることです。

子どもは大人の真似をして、まだ上手くできないことでも「やってみたい」と言い出すことがよくあります。
しかし、気持ちに身体の発達がついていかないこともあり、親としては「自分がやった方が早い」と手を出してしまいたくなるでしょう。
しかし、子どものやる気がある時が成長の場面なのです。

失敗しても良いという気持ちでなるべく見守ってあげるようにしましょう。

ただ、大人とはいえ親も気持ちや時間に余裕がないときに手間取っている姿を、見るとイライラしてしまうこともあるものです。 しかし、怒ってばかりいては子どもは委縮するようになってしまいます。

なるべく怒らないで過ごすことができるように、食事の練習中であれば汚れても良いように
シートや新聞紙を敷くなどして掃除が楽にできるようにしたり、
自分で着替えたいということが多いのであれば、なるべく時間に余裕を持てるスケジュールを組んだりするなどして
失敗しても良い環境を整えておいてあげましょう。

このように対策を取っておくことで親にも心の余裕が生まれるため、
お互いにとってストレスになることが少なく生活習慣を身につけてあげることができるようになります。

 

生活習慣を教えるコツ(1)食事・睡眠・清潔

では、各生活習慣を教えるためのコツはどのようなことがあるのでしょうか。
それぞれのポイントをご紹介します。

食事をする赤ちゃん
まず、食事については基本的な食べ方や「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶、食事中のマナーを身につける場面です。
初めてスプーンやフォークを持つとき、赤ちゃんは握るように持つため上から持ってしまうものですが、先のことを考えると下から持たせることをおすすめします。
こうすることで、お箸の練習を始める時に戸惑う場面が少なくなります。

また、好き嫌いの対策も小さい頃から始めることが大切です。
味覚は慣れていくことで作られていきます。

成長に応じて色々な食材を使い「食べ物には色々な味がある」ということを覚え、慣れていくことで好き嫌いが減らせることもあります。

次に睡眠は、子どもの生活リズムを最優先にすることが大切です。
仕事から帰ってご飯を食べさせてお風呂に入ったり片付けたりして、寝かしつけようとすると遅い時間になってしまうものです。
しかし、大人の生活に子どもを巻き込んでしまうと生活リズムを作ることはできません。

片付けは寝かしつけてからするなど子どもの生活リズムを優先し早寝・早起きの習慣を作ってあげましょう。

以上の生活習慣は大人が率先して挨拶をしたり、時間を区切って行動を促してあげることで身につけていくことができます。
正しい食事の習慣が身に着けば小学校に入った後で集団での食事をとることにも困りませんし、
きちんと睡眠を摂ることができれば登校時間を守って集中して学習に取り組むことができます。

その他の習慣についても、発達に合わせたサポートすることで身につけることができるものです。

まず、清潔を保つための習慣を教えるポイントは「清潔にすると気持ちが良いと」実感することが大切です。
気持ちの良いことと理解できれば自ら進んで行うことができるようになってきます。

手洗いうがいは自分で進んでできるようになるまでは大人が声がけしてあげるとともに一緒に行うことで身についていきます。

 

生活習慣を教えるコツ(1)排泄と衣服の着脱

その他「排泄」も大切な生活習慣です。

「トイレトレーニング」という言葉があるように、個人差はあるものの苦労する方が多い習慣ではないでしょうか。

排泄は身体の成長も大きく関わっているため、発達に合っていないサポートをしようとしてしまうと親にも子にもストレスになってしまいます。
そのため、身体の成長や子供の表情に気を配ることが排泄を教えるときには重要になります。

身体の成長についてですが、1歳近くまで子どもの膀胱は小さいため、尿をためておくことができる量が少ないです。
そのため、排尿間隔が短いですし、排尿をコントロールするための筋肉も未熟で早すぎる段階で排泄を教えようとしてもなかなかうまくいかないものです。

まずは、おむつ交換の時などに排尿の回数を見てあげるようにしましょう。
排尿のタイミングが2、3時間空くようになってきたら身体的にはトレーニングをスタートしても良いころでしょう。

しかし、身体だけではなく、トイレで排泄するという行動を身につけるためには
排泄のタイミングを伝えるなどコミュニケーション能力の発達も必要です。
まずは、子どもの表情から排泄のタイミングを読み取ることが大切です。
適切なタイミングでトイレへ行くことを促せられれば、トイレで排泄することが気持ち良いと感じ自分で排泄のタイミングを教えてくれるようになってくるでしょう。

衣服の着脱は自分で着たり脱いだりするほか、たたむまでの習慣を身につけたいものです。
難しいのはボタンですが、指先の発達が必要なことです。
できるようになるまでは気長に見守ってあげるようにしましょう。

また、ボタンの練習を始める時は大きなボタンとボタンホールの大きな服を用意するのがおすすめです。
小さいボタンやボタンホールの小さな服では穴に通すことも難しいですし、力も必要になります。
子どもの「自分でやりたい」「自分でできそう」という意欲を持ってもらうためには着脱しやすい服での練習が良いのです。